ラムネ温泉。
九州にはあちこち炭酸泉がある気がする。
ここは湯温が高かったので、泡はつかなかったけれどひとりのんびり出来たので疲れも和らいだ気もします。
急に行きたくなったりしてあれこれ追加してたせいでルート取りがとても非効率になってしまったのが残念。
でも、行った満足感は大きいのでヨシ。
そして、これが旅の良さでもあったりする。計画たてて移動するけど、その時の心の動きも大切にしたいな。
効率の悪い移動のためごはんがなかなか食べられず。
ちょっとしたものはつまんでいたりするものの、そろそろ食べたいぜ!と思う頃。
温泉どこもかしこも安くて長い時間やってるからこっちに住んだりしたらふやけてしまいそう!
でもそれもいい気がするな。
熊襲の穴。
調べてた時は「熊襲穴」になってて、熊いないって聞いてるけどー?って思いながらドキドキ登る。なかなか急。そして、もう日の入りだ。はやる気持ち。動かない足。(疲れ)
登り切って怯む暗闇。
この穴入るとか本当にー??
ちょうどカップル(カップルってもう使わないのかな。どうでもいいけど、そう思って躊躇する言葉ってないですか?)が出てくる。
電気を消したら呪うぜ!と思いながら中に進む。
暗く狭いところを抜け、足元ばかり見ていた頭を上げると思いの外広い空間にある極彩色の不思議な絵に目を奪われる。どこか別の空間に飛んできてしまった気分。
もう疲れているので後で読むことにした説明。熱量多くて文字も多い。
暗くなったら怖いのでいそいそ退散。
誰もいなかったよね、と脳内再確認で電気をOFF。
いやはや、不思議なところだったな。
そして、熊が襲うんじゃなくてクマソの方だった。
なんじゃい。
懐かしいぜ、熊襲族!
川の湯と丸尾滝。
噴気に奮起。
言葉遊びを好む味わいのあるお年頃です。
噴気自体には怖いので近寄れません。遠くからでももくもくしてるのがたまらない!
目の洗い湯と川の湯。
地元の人が透明な方が目の洗いで泥湯になってるのが川の湯だと教えてくれました。
先客のご婦人は新潟出身で、あたたかいところが良くてこちらに住まわれたんだそう。
わかる。ぬくもり欲しい。
この近くにある滝もいいのよ、と教えてもらいにこやかな別れ。
こういう出会いがあるから旅っていいよね〜、うふふ。
と思いきや、戻るご婦人。
始まる宗教の勧誘。OMG!
まずは始まるこの世はどうなりますか?クイズ。
申し訳ないが最短でやりとりを終わらせたい。
全てポジティブな返しをして、「わかってらっしゃる〜!」とにこにこな感じで終わらせました。
苦味の混じる思い出にはなったものの、いい方でした。そこまで長話じゃなかったし。
目の洗い湯は冷たく、川の湯はぬるかったくせっかくなので、ご婦人お気に入りの丸尾滝。
虹も出ていて素晴らしかったです!
ご婦人にもわたしにも幸多かれ。